【児島善三郎】版画コレクション

児島善三郎について

児島善三郎は、日本的な油彩画の樹立を唱え、独自の画風を確立した洋画家である。本郷絵画研究所に一時在籍したが、後は独学であった。思いきったデフォルメと線を使用し、晩年には桃山美術や琳派などの大らかさと柔潤、華麗な色調の作品を生み出した。

引用「児島善三郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9133.html(閲覧日 2021-05-28)

 

【児島善三郎 年譜】


1893年(明治26年)2月13日
 福岡市中島町に生まれる。

1912年(明治45年)
 福岡県立中学修猷館を卒業。
 長崎医学専門学校薬学科に入学。
 翌年同校を中退、
 東京、駒込の染井に住む。

1922年(大正11年)
 代々木初台にアトリエ竣工。

1925〜28年(大正14年〜昭和3年)
 欧州留学。

1929年(昭和4年)
 1930年協会に加わる。
 二科会会員に推挙される。

1930年(昭和5年)
 独立美術協会を同志と友に創立。

1936年(昭和11年)
 代々木から国分寺に転居。
 「箱根」「東風」「春遠からじ」など、名作を制作。

1951年(昭和26年)
 「アルプスへの道」発表。
 荻窪にアトリエを移す。
 「犬吠岬」「ミモザの花その他」「バラ」など制作。

1962年(昭和37年)3月22日
 死去69歳。
 毎日美術特別賞。

1964年(昭和39年)
 遺作展(東京国立近代美術館・国立近代美術館京都分館)

1993年(平成5年)
 生誕百年記念展が、東京、福岡、三重、千葉、茨城で開催される。

その他個展、遺作展、多数開催され、今尚、多くのファンを魅了し続けている。


引用:児島善三郎 年譜「善三郎の薔薇」リーフレット


Shun Art Gallery

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